小説も男性に見せるか女性に見せるかで、書き方は変わる

昔の知り合いに、映画監督を目指している変態……おっとっと、男性がいたのですが、その人に言われた言葉がずっと呪縛のように頭の奥にこびりついてました。

それというのが、
「やっぱり女性(作家や監督)の描く男性心理は、違うんだよね。男を理解してない」
ってこと。

その時は、「やっぱりって思ってるから、そう見えるんじゃないの?」と返していたけど、色々と経験値が上がった今、わかった気がします。

男性も女性も、自分の経験を元に人の心理や行動を予測するので、根本的に考え方というか資質が違うってことを前提として持っておかないといけないなと。

女性にとって自分の感情や感覚って絶対(信じられるもの)なんだけど、男性にとっては(男性)社会で生き抜くには不確かで当てにならないものです。だから感情や感覚に関しては女性よりも鈍い。
感覚の記憶なんてこともできません。

変態(仮)が言ったように、女性の書く作品・小説(主にライトノベル)が、男性にうけないのは、感情の流れでほぼ描かれているから。(プロ作家は除外します)
つまり、男性にとっての「あやふやなもの(主人公の感情の流れ)」で描かれているので、「なんだこりゃ」ってなっちゃうんですね。
あとは感覚の話をされても理解できないとか。

そのキャラクターがどんな場所で、どんな状況になっていて、どういう立場で行動しているのか?や、その行動に至った理由などが描かれていないと、男性は想像しにくいんです。

男性は想像して、感情を表現することはできます。役者さんがそう。「感覚を思い出して!」は男性には無理です。無茶ブリ

逆に、男性の描く作品が「なぜ、この人はこの時こんなことを言ったんだろう?」や「こんな行動をしたんだろう?」を考えさせるような見せ方は、女性にとってちょっと小難しく感じます。(私は大好物ですけど)
行動の理由を考えても、感情で答えます。
「それはこんな気持ちだったからよ」ってなイメージです。

ただ、変態(仮)が言ってくれたおかげで、私が作品を書く時の参考になれたので、感謝ですね。
(どちらかというと、男性に読んでもらいたいので)

私はできるだけ状況説明を取り入れ、感情の流れも見せていけるように心がけています。

 

最後に一言

女性にできるだけ共感してもらいたいのなら、感情の流れをうまく見せる必要があるし、男性にできるだけ認めてもらいたいのなら、ことわり』や事実の描写をわかりやすく詳しく書く必要があります。

 

橘右近をシェアで応援!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です