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シュールな下ネタストーリーですが、何か?|小説の書き方|例文

水族館で『ちんあなご』を眺めている私たち。
私は同じ方を向きながらただよっている『ちんあなご』に目が釘付けだ。

「何でちんあなごって名前にしたんだろうね? だって、『ちん』に『あな』だよ。ヤバくない?」

友達が言った。

「きっとこの名前を考えた人は、マニアックなエロさをもってるんだよ」

私が答える。

「……どゆこと?」
「若くてかわいい女の子たちが恥ずかしそうに『ちんあなご』って言うところを想像してつけたんだと思う。そして恥ずかしがるかどうかで、女子たちがソレを知ってるかどうかがわかるっていう」
「ああ……それは、かなりのマニアね」

通じてしまった。冗談なのに。
そんな会話をしている中、隣の水槽で『ちんあなご』を見ている幼稚園児たち(だと思う)が、指をさしながら楽しそうに「ちんあなごだってー」「ちんあなごー」「ちんあなごって変なのー」と『ちんあなご』を連発している。
園児たちの一人が言った。

「え? ちんこあなご?」
「ちんちんあなご!」

もうこうなったら止められない。子供たちの『ちんちんあなご』が合唱された。

「もはやカオスね」

慌てるお母さんたちとは反対に、私たちは至極冷静にそんな感想をもらした。

「もしかしたら、恥ずかしがるお母さんたちを想像して名前がつけられたのかもしれない」

ふとそんなことを呟くが、友人は顔色一つ変えずに「そうだったらかなりの手練れね」とだけ返した。
いや、そんな返しをしてくるあなたの方が手練れだよ。

「でもさ、彼のアレがこんなに細くてヒョロヒョロしてたら大変ね」

ほら、やっぱり手練れだ。

「いや、それよりも目と口がついてた方が大変だと思う。実況されたら嫌じゃない?」
「それ、漫画の世界でしか通用しないわね」
「そうだよ。リアルじゃ気持ち悪いもん」
「問題そこ?」
「え? 想像デキマスカ?」
「スミマセン。デキマセンデシタ」

ノリのいい彼女はスマホの音声案内のような口調でそう答えた。

「じゃあ、おすすめのお昼ご飯を教えて」

続けて聞いてみる。
きっと彼女は期待通りに答えてくれるだろう。

「「お寿司の『あなご』はいかがでしょうか?」」

 

END



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