小さな赤いめんどり|児童書で小説の書き方を学ぶ

私は、小説を書くことに慣れる・面白い文章を書く練習・自分の小説を売る際のライティング技法などを、「児童書の紹介」で行っています。

つまり、どういうことかというと、
「小学校低学年の子供たちに、続きが読みたくなるように本を紹介する」
んですね。

図書館で働く妹が小学校に行って、推薦図書の5分間アピールをしなきゃならなくて、そのスピーチ文を作ってみました。

  • 相手は小学生(しかも低学年)なので、難しい言葉は使えません。
  • そして、ネタバレしてもいけません。
  • 続きが読みたくなるようにワクワクさせる必要があります。

この3つの条件をクリアしないといけないんです。

児童書自体も、子供向けにわかりやすく易しい言葉で書かれていますが、しっかりと伝えるべきことは練り込まれています。
小説と同様、伏線だってあります。

妹が困っていたから助けたことですが、予想以上に面白く、また自分のためにもなるので、小説家のタマゴさんにはお勧めします。(もちろん、ブロガーにも!!)

 

小さな赤いめんどり

 

5分間スピーチ文

 このお話は、一人で住んでおばあさんの家に来た小さな不思議な赤いめんどりの秘密のお話が書いてあります。
 おばあさんは、ちょっと体が弱くて、ちょっと貧乏でしたが、とても気持ちの強い人です。一人でもしっかりと暮らしていました。
 そんなおばあさんですが、話し相手が欲しいとこれまたちょっとだけ寂しくなります。そこへ小さな赤いめんどりがお家へやってくるのです。
 おばあさんは、誰かがいることが嬉しくて、めんどりにご飯をやったり体を温めたりして世話をしました。
 しかし、そこへめんどりの飼い主の男がやってきます。その飼い主は、めんどりが卵も産まず、すぐにどこかに行ってしまうので食べてしまうと言いました。おばあさんは、そんなかわいそうなことはしないで欲しいと言うと、男はおばあさんの宝物とめんどりを交換して帰っていきました。
 おばあさんは宝物はなくなってしまったけど、この小さな友達の命を助けられたことを嬉しく思いました。

 すると、次の日不思議なことが起きたのです。
 めんどりは、お掃除もおばあさんがしている仕事も卵も産んで、おばあさんのお手伝いをしました。
 そうして、おばあさんとめんどりは楽しく幸せに暮らしていましたが、ある日、また飼い主だった男がやってきます。めんどりを返せと言ってきました。
 おばあさんは「めんどりは友達だから返しません」と断りますが、無理矢理奪っていきました。

「役に立たなかったら食べてしまおう」と家に帰ってきた男は言います。

 さあ、めんどりはどうなってしまうでしょうか? このまま食べられてしまうのでしょうか? 助かるとしたらどうやって助かったのでしょうか?
 その未来とめんどりの秘密が、この本には隠されています。皆もこの本を読んで、その秘密を見つけてみてください。

 

*****

こんな感じです。

読書感想文だと、(自分が主人公だったらと)自分に置き換えたり、その人物がどうしてそんなことをしたのか?を考えたりしますが、紹介文なので自分に置き換えることはまずありません。
そして、客観的に作品を見ることもできます。要点をまとめることもできます。

何より、児童書は大人が読む「小説」とは違い、簡単な言葉で面白くワクワクするように書かれています。
でも私は、大人が読む小説にこそ、この子供がワクワクするような要素は必要ではないかと思っています。

客観的に、誰が読んでもわかるような言葉で。
その練習に児童書の紹介はお勧めですよ^^

 




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ABOUTこの記事をかいた人

言葉で傷つくこともあれば、救われることもある。言葉の力を信じて、文字だけで伝える「小説」で人生をプラスに変えることを使命とするインディーズ小説家。※画像は恋愛ファンタジー小説【アザナカミ】のヒロイン、玖堂有羽です