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11.賭け|智孝

「神谷は先日の事件で犠牲者へのリーズの投与の可能性は低いと言っていたが、流天の技術が臍央せいおうよりも進んでいればその問題はクリアしている。発動したリーズを制御することもそうだ。リーズであった可能性が一番高い『イグリ スミコ』は、晟の名前を聞いてから発動した。ということは、キーワードによって動きを変えられるかもしれないってことだ」

「まだ、コア自体を見たことがないから可能性でしか話ができないけどな」と付け足した。
キーワードによって動きが変えられるとすれば、制御自体も何かしらで出来るだろう。大体、人形に埋め込むとしても、頭部に埋め込むんだ。コアであるということも視野に入れれば、コア自体が司令塔となってもおかしくはない。

「依頼自体は罠なんだが、一つ気になる点がある。それは、佐久間自身も本当に流天に狙われているってことなんだ」
「仲間割れってことですか?」

 そう彩が問う。智孝は軽く頷き
「それに近いが、流天そのものがあまり結束された組織ではないんだ。長命になれるというので、鬼や朧を狙っているそれぞれの組織チームの集合体って感じだな。佐久間は資金面で携わっていたんだが、色々と折り合いがつかなくなったんだろう。流天内での別のチームに狙われていると思われる。ただ集合体といっても、それを統率する人物と柱となるチームはあるはずだ。字守を捕らえたいのは、そこに貢ぐためか、あるいは自分で折り合いをつけるためかな」
と説明する。

 折り合いと言ったが、字守である自分達にとっては良くない、相手の都合であることは簡単に予想できた。流天がリーズを作っている可能性が高い今、自分の手元に置くリーズを欲しがったか、技術を手に入れたいと思ったか……とにかく、自分のためであることは間違いないだろう。

「今回の任務は、明らかに俺たちが狙いだ。どう出てくるかはわからないが、気をつけろよ。そして、流天とリーズの関係性とリーズそのものの調査も出来る限り行うように」
「了解です」

 以前から鬼や朧を狙っていた流天だ。もしかすると、その時から既にリーズの開発をしていたのかもしれない。
 三年前に起きた『鬼狩り』では、生物兵器『エンジェル』の存在があったのだから──

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一ツ屋有美子@声優小説家
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