キレイごとだろうが、笑われようが関係ない。私は小説を収入源にはしない。

私の言っていることややっていることは、ほぼ理解されないことの方が多い。
キレイごとだと言われることもある。
笑われることもある。

どんなことかというと、こんなことだ。

「あなたは、サンタクロースはいると信じているだろうか?」

実在するとかしないとか、そんなことはどうでもよくて、信じているかいないかである。
もう一度聞こう。

「あなたは、サンタクロースはいると信じているだろうか?」

ちなみに、私は信じている。
つまり、
「いる」と思えばその人の中には存在しているし、
「いない」と思ったら永遠に存在しない。

よく、小学生の間で「いる」「いない」議論が飛び交うことがある。
断然、私は「いる」派であった。

というのも、母が“おつ”なことをしてくれて、わざわざクリスマス間近になるとサンタさんへ向けて手紙を書かせ、欲しい物を聞き出していたのだ。
しかも、サンタさんからの返事はエアメール用の封筒で送られてくる。筆記体のサインまであるのだから、かなり遊び心のある親だった。

子供の頃は純粋に信じていたし、中学生になって筆記体を習ってからそれがバレたのだが、私はサンタさんを未だに信じている。
これを旦那に言うと笑われる。
妹は高校卒業までサンタ代理を私がやっていたことに気付いたが、それまで信じていた。
これを旦那に話したら「妹、その歳で信じてるってヤバいね」と言い放った。

つまり、旦那はサンタクロースを信じていないということだ。

そしてある日、小学三年生の息子が聞いてきた。

「〇〇くんが、サンタさんはいないって言ってた。本当はいるよね?」

私は答えた。

「あーちゃん(私)はいると思ってる。いると思えばいるし、いないと思えばいないよ。Mはどっちだと思う?」
「いる!」

元気いっぱいに答える息子だったが、すぐにまた疑問を浮かばせる。

「でも〇〇くんは、本当はお母さんやお父さんがプレゼント買ってるんだって」
「それはね、サンタさんが魔法をかけてるから買ってくれるんだよ。それか〇〇くんのお父さんやお母さんはサンタさんと友達なんだね」
「えー!? 何で?」
「だって、クリスマスはサンタさん超忙しいから、たくさんの大人に手伝ってもらわないといけないでしょ? あーちゃんも友達だぜ、いーだろ」
「はー!!? いいなー」
「大人になったら友達になれるんだよ。たーのすぃー(楽しい)」

信じていない人から見れば、子供を騙しているようにも見えるだろう。
でも、私は信じているので、そう答えた。そうだといいなという話もする。

ちょっと優しい人がいれば、「この人もサンタさんの友達かもしれない」と思ったら何だか嬉しい。くすぐったい笑いさえこみ上げてくる。

もう一つ思い出話をしよう。

私が声優を目指していた頃(正確には一度諦めてくすぶっていた頃)、電通の中では名が通っているであろう人と知り合い(友人)になった。
なんてことはない。母の知り合いで私も友人となっただけだ。
大物歌手が頭を下げるくらいの人のようだったが、肩書を気にしない私はそれ以上は知らない。

その友人がある日、こんなことを言った。

「声優(芸能界)目指してるんだって? CMに起用されるようにしようか?」

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Protect Characters―アザナカミ―|season1|目次

■第1話 謎の招待状
SCENE1:ざわつく心 / SCENE2:アクシデント / SCENE3:恐怖の始まり / SCENE4:出会い / SCENE5:飛行機ごっこ / SCENE6:記憶、力の暴発

■第2話 魄と朧と鬼と人形リーズ
SCENE7:意外な真実 / SCENE8:準備 / SCENE9:興味 / SCENE10:リーズという存在 / SCENE11:賭け / SCENE12:秘密

■第3話 鬼が消えた日
SCENE13:出発前 / SCENE14:出迎えた者は? / SCENE15:かわいい天使 / SCENE16:未知なる体験 / SCENE17:流天vs字守 / SCENE18:鬼の血



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ABOUTこの記事をかいた人

役者経験を活かし、自分を見つめることで人生を豊かにさせる方法を伝えるヒューマンディレクター。 「生きる」と「愛」をテーマにした小説を書くインディーズ作家でもある。 webデザインで色んな人のビジネスに関わり、自分の世界観を広げ、子供たちが楽しくビジネスを学ぶ学校を作るのが夢。