「やっぱり女は男心をわかってないな」という呪いの言葉

これは、映画監督を目指す男性がある女性作家さんの映画を観て口にした感想だった。
その映画は多くの人から称賛されていて。おそらく彼は悔しさもあったのだろう。

「でもそれってさ、女性作家さんが思う男心とあなたが違うっていうだけじゃない?称賛されるって事は、それだけ『わかる!』って多くの人がなってるんじゃないの?」

そう。
言う側の言葉の使い方にもよるが、受け取る側の気持ちの問題でもある。
どう受け止めるかは人によって変わる。

それに、『やっぱり』と思って物事を見ると、そのようにしか見えない。つまり、「女性は男心がわかっていない」という部分しか見ていないのだ。
本当は、わかっている部分もあるはずなのに、それが見えなくなる。見ようとしなくなる。

別に、この発言をしたのが一般のサラリーマンであったなら問題はなかった。
だけどこの男性は『映画監督』を目指しているのだ。それなのに、そうして片側しか物事を見られないのであれば、映画監督として名が売れることはないだろう。そう思って反論したことだった。

彼は黙ってしまった。

女性が思う男心は『実際にそう感じている男心』や『そうであって欲しい願望』というひとつの真実でもあるので、この男性にわかってもらいたいわけでもないのに、つい言ってしまった。

男性の発言というのは、社会の一部でもあると無意識に思っているので、私にとってのこの彼の発言は『呪いの言葉』となって残る。

男心を描くのが一時期怖かった。
でも、何年か経って男心をブログに書き綴った事があった。
男心を代弁した時、ちょっとドキドキした。多くの男性に認められないのではないかと緊張した。

だけど私は人に嫌われるのが怖くない。だから書き続けることができたのかもしれない。

ある日、ブログ教えてくれた先生から、そして一読者として男性からメッセージが届いた。
それが「橘さんは男心をよく理解している」「なぜそんなにわかるんですか?女性に理解してもらえると嬉しいです」というお褒めの言葉だった。

めちゃくちゃ嬉しかった。自信がついた。
呪いの言葉の効力が、消えたようだった。

男性に認められるというのは、これほどまでに力が大きい。
だから男性は男性に認められる必要がある
それは、社会に認められているのと同じだからだ。

男同士の付き合いは大切なのだ。

 







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ABOUTこの記事をかいた人

「生きる」と「愛」をテーマにし、言葉で世界を変える小説家。 役者経験を活かし、自分を見つめることで人生を豊かにさせる方法を伝えるマインドコーディネイター。私には高学歴はありません。高校は定時制でほぼ中卒です。昼間は声優学校に通ったりバイトをしてました。 ですが、そのおかげで邪魔なプライドがなく何でも挑戦します。 私にあるのは、ハングリー精神と自分を信じる勇気と誇りです。 【得意】 演技・人間観察・雰囲気読む・感覚を落とし込む・小説書く・サプライズ考える・男性を理解し応援する・難しいことをわかりやすく説明する