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ばなやん(一ツ屋有美子)にファンレターを贈る

現代ビジネスにも通じる新しいファンタジーを描きたい

2019 12/25

既にお読みの方はご存知かもしれませんが、こちらの小説のテーマは「愛」です。
普通、ファンタジー小説やゲーム、アニメなどは争うことをします。
超強い敵がいて、そいつを皆で協力してやっつけろ!ってやつですね。
私の大好きな戦隊ものもそうです。王道ですよね。

ビジネスも、競合相手を潰そうと自社の売り上げを上げることを考えられています。そういう考えで動いているのが大半です。

でも、私はビジネスの本質も人も、争うことが本来の姿ではないと思っています。今回はそんなお話をしますね。

 

目次

リーダーになれる人って、力が強ければいいのかな?

私が自分を取り戻すために書いた大元の小説(17年前に執筆)に、主人公の(せい)MARS(マース)という傭兵組織のリーダーになるシーンがあります。
そこで今後対峙する相手について、有羽(ゆば)に話をするシーンがあるのですが、その一部の会話をこれからお見せします。

「本当にヤバい殺意ってさ、憎しみからきてるやつじゃなくて、ただ単に命を価値のないものだと思ったり、それをするのが当然だと思っているやつだと思うんだ。あいつが抱いてる殺意って、この種類でゲームか何かだと思って楽しんでる。それに対して、俺は力で押さえつけようとしてる。あいつを殺すだけで、助けてやることはできねーのかな? あいつのしたこと目の前で見てさ、それでも信じられないんだ。うまく処理できなくて……悪い、愚痴った。こんなのがリーダーだなんて、情けないな」

そんな晟に有羽は言います。

「晟は情けなくないよ。人の痛みをちゃんと理解できるもの。リーダーってさ、力が強ければいいのかな? 私は違うと思うよ。晟みたいに、相手と向き合って、考えて、人の痛みがわかる人の方がいい」

ここで王道のファンタジーと違うところは、主人公(リーダー)が争いを避け助ける術はないのか?と考えているところです。

さらに有羽は続けてこんなことも言います。

「ツラい時にはツラいって言って。私だって晟の愚痴くらい聞けるよ。晟は、ツラいと思ってもずっと我慢してきた。たくさん、たくさん我慢して頑張ってきた。だからね、もう我慢するのやめよう。そんなに自分に厳しくしてたらかわいそうだよ。今度は褒めてあげなきゃ」

このストーリーは完結していますが、ラストも争っていません。

私はこの世は力の強い方が勝つと思っているので、憎しみや欲よりも愛の力を強くすればいいじゃんと思っています。

ビジネスだって、言ってみれば『癒し』です。

「愛」の力を大きくして「癒し」をする。
主人公たちが対峙する「(はく)」も「浄化」という方法で消えます。

私のテーマは「愛」と「癒し」
人生を楽しんでくれる人を一人でも増やしたい。

一ツ屋有美子@声優小説家
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