7:約束

 もしかしてと思い出したことだが、あのナンパの日の帰りも、真己は私を送るために誘いにのったのではないだろうか?買出しの品を手にして、店が忙しいことを忘れるとは思えない。

「真己くんの優しさは誰にでも向けられるけれど、菜々子だけに向けられた優しさがきっとあるはずだ」

 ふと、父の言葉が頭に浮かぶ。私が気づいていないだけで、父さんにはわかるものがあるのだと。だから父さんは「真己だったら安心だ」と言ったのだ。
 私だけに向けられた優しさがあるとしたら、それは一体何なのだろう?
 毎回部屋まで送ってくれたのも、ナンパ事件の時に見せたようなさりげない気遣いや、好きな飲み物を覚えていてくれたのも、全部私だけに向けられた優しさだとしたら、一体何だというのだろう。
 そんな風に考えていくと、全てがそう思えてくるし、単なる自惚れにも見えてくる。
 そう、例えばこんなことがあった。

 

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Protect Characters―アザナカミ―|season1|目次

■第1話 謎の招待状
SCENE1:ざわつく心 / SCENE2:アクシデント / SCENE3:恐怖の始まり / SCENE4:出会い / SCENE5:飛行機ごっこ / SCENE6:記憶、力の暴発

■第2話 魄と朧と鬼と人形リーズ
SCENE7:意外な真実 / SCENE8:準備 / SCENE9:興味 / SCENE10:リーズという存在 / SCENE11:賭け / SCENE12:秘密

■第3話 鬼が消えた日
SCENE13:出発前 / SCENE14:出迎えた者は? / SCENE15:かわいい天使 / SCENE16:未知なる体験 / SCENE17:流天vs字守 / SCENE18:鬼の血



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    ABOUTこの記事をかいた人

    役者経験を活かし、自分を見つめることで人生を豊かにさせる方法を伝えるヒューマンディレクター。 「生きる」と「愛」をテーマにした小説を書くインディーズ作家でもある。 webデザインで色んな人のビジネスに関わり、自分の世界観を広げ、子供たちが楽しくビジネスを学ぶ学校を作るのが夢。