MENU
ファンレターを書いてみませんか?

当サイトの作品を読んで、「なんかちょっと心がソワソワしたぞ」「うるっとしちゃった」「単純に文章が好き!」という方は、私にファンレターを送って下さい。

応援されることは嬉しい。
応援する方は2倍嬉しい。

あなたのお気持ち待ってます。

ばなやん(一ツ屋有美子)にファンレターを贈る

死にたいんじゃない。死んでもいいから守りたいんだ。

2019 12/27

全身が痛い。
もう、指一本動かすことも出来ない。
意識が吹っ飛びそうになる中、先生の声が聞こえた──「逃げて」って。

逃げないよ。
暴力を受けることしか生きる価値がないと思っていた僕の考えを正してくれた先生。
そんな先生を置いて逃げたら、きっとこの先僕は死ぬ。
大切な何かを失うって、そういうことだ。

ガッと、しがみつくように嫌がる先生へ暴力を振るう男たちの一人の足を掴んだ。

「なんだぁ?このガキィ……死にてえのか!」

強い衝撃と先生の叫び声と共に、僕は数メートル地面を転がった。
思うように動かない腕に力を込め、少しだけ地面から顔を上げる。

「……死にたいんじゃない」

感覚がほとんどないのに、不思議と言葉が外へ出た。

「やめて!」

もう一度、先生の悲痛な叫びが聞こえる。

「死んでもいいから守りたいんだ。僕は──僕は先生を守る!」

僕の気迫におされてか、男たちは息をのんでたじろぐ。しかし、目線は僕に向けられてはいなかった。
一歩、また一歩と下がる男たち。

すると、頭上で男の声が届いた。

「よく言った。あとは任せろ」

それが、紘人ひろとさんとの最初の出会いだった──

 

──聖と紘人の出会い

一ツ屋有美子@声優小説家
ここまでお読み下さり、ありがとうございます!!

ブログランキングに参加してます!

次のリンクをクリックして応援してもらえると嬉しいです。
よろしくお願いします(@゚∀`@)ノ

 



この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

注意

特に記載がない場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。また小説の著作権は作者にあります。
作者以外の方による過度な引用や無断転載は禁止しており、行った場合は著作権法の違反となります。
このサイトはリンクフリー・スマホ携帯対応です。シェアまたはリンクして頂けると嬉しいです。

目次
閉じる